医療法人社団 初心会 杜のホスピタル・あおばは認知症を専門とする病院です。

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  （事業所内保育園）

重度認知症患者デイ・ケア

重度認知症患者デイ・ケアとは

精神症状および行動異常が著しい認知症の方の精神症状の軽減および生活機能の回復を目的としています。精神科専門療法のひとつであり、重度認知症患者デイ・ケア料として算定されます。

医師の診察を経て、「認知症である老人の日常生活度判定基準」がランクＭに相当すると判断された方が利用可能となります。

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杜のホスピタル・あおばのデイ・ケアの特徴

認知症の治療は、大きく分けると“薬物療法”と“非薬物療法”の2つに大別されます。そしてデイ・ケアでは主に非薬物療法によるケアを行います。当デイ・ケアでの非薬物療法とは、集団・個別活動、健康管理、食事・入浴・排泄などの必要な介護全般をそれぞれの方の状態に合わせて提供することで、ご本人の心身の安定を図り症状の軽減および安定に努めます。またそのためには、ご家族の認知症への理解や対応なども重要です。困っていること、不安なこと、どうしたらいいかわからない、などご家族の悩みや相談にも随時対応させていただきます。

また、当デイ・ケアでは看護師、介護士、作業療法士、精神保健福祉士などの専門職が協働してご利用者の方々のケアを行います。

特徴のひとつに、作業療法士が中心となってプログラムした集団活動の時間は午前も午後も設けてあり、毎日プログラムの内容も違います。その中でも特に、運動療法と位置づけている運動ゲームの時間はほぼ毎日あります。もちろんそのほかにも作業活動、嚥下体操、園芸活動、管理栄養士指導のもとに行う調理活動、外出活動、音楽療法士による音楽療法、外部講師によるアートセラピー、動物介在活動など毎日様々な活動があります。電動サイクルマシンによる下肢の運動やマッサージチェアも利用者の方々に人気です。病院としての特色である様々なイベント（クラシックコンサートや山形舞子、お茶会など）が多いのもその一つです。

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お食事について

高齢となり、食べるための機能に支障がでたとき、これまでは食材を細かく刻む 「きざみ食」 が主流でしたが、 細かくカットされた食事は口の中でばらけてしまい、まとまりづらく、誤 嚥(ごえん) の危険性も指摘されています。 やわらかく調理した軟菜食や嚥下食を導入し、 「皆と同じものが食べたい」 という思いに寄り添い、 刻まなくても飲み込みやすい食事を実 現しました。

さらに飲み込む力に配慮して水分にトロミをつけたりと、 その方に合わせて食 事の形態を変えて提供しています。

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  常食
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  嚥下食

当院のデイ・ケアを利用するまでの流れ